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けせん Ra・Shi・Ku

取材日記

震災からもうすぐ4年

 あの日からもうすぐ4年。月日がたつのは早いものです。気仙の人たちは東日本大震災という絶望から立ち上がり、今日まで必死に前へ前へと歩みを進めてきました。
 今、気仙地域では高台移転の造成工事やかさ上げなど生活再建のための工事が進められています。仮設住宅から再建した自宅や災害公営住宅に移り住む人も増えてきました。
 まだまだ遠い道のりですが、復興を果たしたわが故郷を夢見て、笑顔いっぱいの毎日を送りたいものですね。

写真1
ガレキを撤去したばかりの町に掲げられた住民たちの気持ちがこもった看板(2011年7月・大船渡市三陸町で撮影)

写真2
気仙の復興を担う若者たちの笑顔(2015年2月・陸前高田市高田町で撮影)

美食パスタ椿の森

 今回取材した武蔵和敏さんのお店「美食パスタ椿の森」の一つはイオンスーパーセンター陸前高田店のフードコート内にあります。
 モッチモチの生パスタをメーンにしていますが、温かいラーメン類もあり、一番人気は「三陸たかたのゆめ麺~ホタテ入り~」なんですって。陸前高田市のブ
ランド米「たかたのゆめ」の米粉を麺に練り込み、広田湾を中心にした三陸のワカメやホタテがたっぷり乗ったご機嫌な一品です。
 店長代理の臼井歩美さんの元気な接客で笑顔あふれるお店です。

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(左)笑顔いっぱいに接客をする店長代理の臼井歩美さん

(右)フードコート内にある明るい内装の店内

秋の味覚「サンマ」

 8月29日に本州初のサンマの水揚げが行われた大船渡市で、「秋刀魚うにアワビ帆立かき祭」が行われました。
 企画したのは、同市の水産会社「鎌田水産」と同赤崎町蛸ノ浦の住人たち。会場には大漁旗がはためき、祭りムードが盛り上がります。目玉は、炭火焼サンマ5000匹の無料提供。集まった人々はおいしおすに今年初のサンマを味わっていました。
 今年のサンマは形が良く、大ぶりのものが多いそう。今号のunが届くころには、皆さんの食卓にもサンマが上がっていることでしょうね。

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(左)炭火で焼いたサンマを味わおうと大勢の人が集まった

(右)1万2000人が詰め掛け、海の幸を満喫

一本松茶屋オープン

 

先月、陸前高田市の奇跡の一本松駐車場にオープンした観光物産施設「一本松茶屋」。同市の物産を販売するショップや和カフェ、ラーメン店が入居し、早くも人気スポットになっています。

この施設ができるまで、奇跡の一本松を見学に訪れた観光客は大船渡市や気仙沼市で食事や買い物をしていたそうです。一本松茶屋は、陸前高田を訪れた人たちの憩いの場としてこれからも活躍してくれそう。みなさんもぜひ遊びに行ってみてくださいね。

 

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(左)

木材をふんだんに使用した「一本松茶屋」

 

(右)

陸前高田市の特産物が所狭しと並ぶ物産展

ちょんまげ侍現れる!?

先月、大船渡市の碁石海岸に突如として現れたちょんまげ姿の侍。手には「貴女の笑顔は美しい・天下笑一」と書かれたのぼり旗…。こんなユニークな姿で行き交う人々を笑顔にしていたのは、ニューヨーク在住の俳優・渡辺好博さんです。被災地に笑顔を届けようと、地毛でちょんまげを結い、歩いて日本縦断の旅をしている途中でした。渡辺さんを見掛けた人は、あっと驚き、次の瞬間にはみんな笑顔。慰問に訪れたケアホームでも、高齢者たちに大人気でしたよ。

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(左)碁石海岸に渡辺好博さんのちょんまげ姿が良く似合う

(右)大船渡市大船渡町のケアホーム平を慰問する渡辺さん

復興グルメF-1大会

 

先月、陸前高田市で行われた「復興グルメF-1大会」。このイベントは、被災した岩手・宮城・福島の仮設商店街など16団体が地域の特産品を生かした自慢のご当地グルメを持ち寄り、来場者の人気投票でナンバーワンを競います。

昨年から始まり、今年で7回目を迎える同イベント。認知度も高まり、3000人を超える人がご当地グルメの食べ比べを楽しみにしました。

4ヶ月に一度、各県持ち回りで行うので、岩手県での開催は来年の予定。次回開催が楽しみです。

 

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(左)高田小学校のグラウンドに集まった来場者

 

(右)2位になった高田太陽つどいの丘商店街の「ウニがのってる高田のゆめまん」

 

 

カフェ「森の小舎」

 

今回取材した「漂流ポスト3・11」が設置されている「森の小舎」は、陸前高田市広田町の森の中にある、隠れ家のようなカフェ。奥州市に自宅のあるオーナーが老後をのんびり過ごそうと、気候が穏やかなこの地に別荘を構えたのがオープンのきっかけ。木漏れ日が降り注ぐテラスで月替わりのデザートが付いたコーヒー(800円)をいただくと、日頃の疲れが消えてしまうほどゆったりとした時間を過ごせますよ。一度遊びに行ってみてはいかが?

 

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(左)

木々に囲まれた癒やしの空間が広がるカフェ「森の小舎」

 

(右)

デザート付きのコーヒーを楽しむことができるテラス席

「気仙茶」の茶摘み

今回、取材した「気仙茶」の茶摘みに参加したのは、陸前高田市気仙町の今泉地区に住んでいた女性たち。震災前は、毎年茶摘みをしていたという皆さんの新芽を摘むスピードは、さすが、熟練の技です。

参加した全員が被災者で、自前の茶摘み衣装は津波で流されてしまいました。今回身に着けていたのは、4年ぶりの茶摘み復活を祝って、茶畑の持ち主・紺野さんが用意したもの。そろいの衣装に身を包んだ女性たちの表情はとても輝いていましたよ。

地域の絆をつなぐ伝統行事として、長く続きますように!

 

 

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(左)青々とした新芽を摘む女性たち。奥には被災した街並みが見える

 

(右)腰をかがめて茶摘みをする姿に熟練の技が感じられる

震災後初の田植え

5月末、陸前高田市立気仙小学校の5年生19人が、震災後初めての田植えに挑戦しました。田んぼに入るのも初めてという児童たちは、はだしになって泥の中に足を入れただけで「ヌルヌルする」と大騒ぎ。最初はおっかなびっくりな手つきで苗を植えていましたが、だんだん上手になってスピードアップ。

とても楽しそうに田植えをしていました。

この田んぼで収獲されたお米は、陸前高田市に本社がある酔仙酒造の”多賀多“という純米酒の酒米に使われるそうです。

どんな味になるのか楽しみですね。

 

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(左)昨年から稲作を再開した田んぼで田植えに挑戦する気仙小学校の5年生

 

(右)泥だらけになったけど、笑顔いっぱい

マグロ大漁水揚げ

 

4月末に運用を開始した「大船渡市魚市場」で5月24日、200本を

超えるマグロが水揚げされました。

大船渡市三陸町の定置網船が市場に接岸し、マグロの水揚げが始まるとお祭りのような盛り上がりに。乗組員たちがクレーンを使い、威勢よくマグロをつり上げていました。荷さばき所に運ばれたマグロは、1匹ずつ計量し、尻尾を切り落としてから出荷されます。

汗を流しながら働く海の男たち。

大変そうでしたが、とてもイキイキしていましたよ。

 

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(左)

次々と水揚げされるクロマグロ

(右)

計量後、荷さばき所に並べられたクロマグロ

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