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駆け込み観覧〜仙台市博物館

2016年6月29日

今年は、あっちゃんさんを見習って

一冊でも多く本を読みたい

って思ってるうちに半年経ちましたsyです。

しかもまだ今3冊目途中。

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昨年なんてアシモフ2冊。

いつものことながら偏りが激しい…。

がんばるぞー!

さて、先日

6月26日までで終わるっていうんで

あわてて仙台市博物館

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黄金のファラオと大ピラミッド展を観に行ってきました。

うちのファラオ大満足です。

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おまけ

帰りに鶴巣SAで買い食いした

バナナソフトクリーム。

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私はこれが大満足★

カテゴリー: ほっこり温泉、気ままに散歩 By

サマーウォーズ

2016年6月23日

 

 

こんにちは。

 

梅雨になると私はこのブログの初回で紹介した新海誠監督「言の葉の庭」が観たくなります。

新海監督の最新作「君の名は。」が8月26日に公開になります。

今から楽しみです。

 

さて、今回紹介するのもアニメーション映画です

細田守監督「サマーウォーズ」です。

 

サマーウォーズ

 

国際数学オリンピックの代表に漏れた高校2年生の健二(声:神木隆之介)がしょぼくれ、

仮想空間OZ(オズ)のメンテナンスのバイトをして夏休みを過ごしていたところ、

憧れの先輩・夏希(桜庭ななみ)に長野の祖母・栄(富司純子)の家に一緒に行くという

バイトに誘われる。向かった先は武家の血筋を引く由緒正しき陣内家。

あまりの大きさに圧倒される健二。栄の誕生日のために集まった大勢の親戚一同を前に

夏希にフィアンセとして紹介され、慌てふためく。

その夜、健二の携帯に「Solve me(解いて)」と謎の数列が書かれたメールが届き、

数学の問題だと思い解いて返信したところ、翌朝大変な事態に…、というのがあらすじです。

 

仮想空間OZというのは今のSNSの超拡大版といったところでしょうか。

自分の分身となるアバターを設定してOZ内で買い物もできるし、

瞬時に翻訳してくれるので世界の人達とコミュニケーションをとることも可能、

スポーツ観戦をしたり、公的な手続きもできちゃうのです。

超便利!

その仮想空間は高度なセキュリティで守られているのですが、そこにラブマシーンという

AI(人工知能)が跋扈し、人のアカウントを盗んではその人に成りすまし、

システムに悪さを加え、それが現実世界にも悪影響を及ぼしてしまいます。

カーナビがおかしくなったり、消防や救急に不要不急の指令が入ったり。

健二も自身のアカウントを盗まれ、この混乱の犯人に仕立て上げられてしまうのです。

 

なにやら大変なことが起きている…!けど、現実世界、とりわけ陣内家は、

おばあちゃんの誕生会をどうやって執り行うか、という事の方が一大事。

田舎の牧歌的な生活が普段通り営まれている、この対極な描かれ方が私は大好きです。

食卓にのぼる夏野菜の数々、そして親戚が一堂に会して食事をする風景は

幼い頃に行った夏休みのおばあちゃんちを思い出す人も多いと思います(私はそうでした)。

しかし、このラブマシーンを開発したのは栄の夫の妾の子・侘助(斎藤歩)で、

一族の財産に手を出して姿を消した鼻つまみ者。

アメリカから久しぶりに帰ってきたと思ったら世間を混乱の渦に落としいれた張本人が目の前に…。

そんな侘助に槍で襲い掛かる栄おばあちゃんが勇ましすぎますが、

AIを開発しそれで得たお金を恩返しとして栄おばあちゃんに返そうとしているので、

なんだか憎めない…。

この混乱を身内が起こしたならば身内で方をつける!と栄おばあちゃんが発破を掛け、

陣内家及び健二は事件の解決に乗り出します。

こんな田舎の普通の家に何ができるのか?と思うかもしれませんが、

この一族、なかなかのツワモノ、曲者揃いなのです。

ひとりひとりは普通の人かもしれませんが、三人寄れば文殊の知恵と言います。

総勢27人(+犬)でラブマシーンに挑みます。

 

ネットなどの最先端などを描きながらも栄おばあちゃんは黒電話を使っていたり、

世間が混乱しているさなかに日本の夏の風物詩である高校野球の地区予選の試合に

一喜一憂していたり、対極のことが描かれているのですが、

家族や親戚、昔ながらの付き合いによる現実世界のつながりと

ネット上の顔も名前も知らない世界中の人との新しいつながりが世界を救う、

という古きのよさも新しきのよさを同時に描いているところが、

この映画の素晴らしいところだと思います。

私は全然花札のルール知らないんですが、陣内家と一緒に「こいこい!」って言いたくなるし、

パソコンのエンターキー押しながら「お願いしまぁぁぁす!」って叫びたくなる(はず)です。

分かりやすいストーリーなので小さい子も楽しめるし、大人が見てもなかなか深いので、

親戚一同が集まった時の一本にぜひ!

 

 

さて、2013年6月に始めましたこのブログですが、今回で更新終了となりました。

私の独断と偏見で本や映画を連想して紹介してきましたが、

紹介されてた本読んだよ~!おもしろかった!という声もいただき、大変うれしかったです。

これ紹介するのどうかな~?と思いつつ紹介したマーカス・デュ・ソートイ教授の

「素数の音楽」に一番レスポンスがあったのには驚きましたし、

数学は好きだけど本はあまり読まない方が興味を示してくれた本でもありました。

こういうふうに思わぬところに興味のタネは転がっているものです。

これからもたくさん道草して、未知の草花を発見していきましょう。

ありがとうございました。

 

 

 

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東京バンドワゴン

2016年6月9日

 

 

こんにちは。

 

前回紹介した「おにいちゃんのハナビ」で主演を務めた高良健吾は熊本出身なのですが、

熊本地震後、ボランティアに駆け付けたという記事をご覧になった方も

多いのではないでしょうか。

彼が同じく熊本出身の行定勲監督に「熊本で映画を撮りましょう」と提案し、

石田えり、橋本愛、米村亮太朗、姜尚中、くまモンなどが集結し、

昨年撮影されたのが「うつくしいひと」です。

今、熊本の支援を目的としたチャリティ上映が全国各地で開かれているのですが、

19日(日)にせんだいメディアテークで上映されます。

熊本城はじめ、美しい熊本の景勝地を映画のなかで確認することができる機会です。

入場料は熊本の支援に充てられるそうです。

岩手県では今のところ、7月3日(日)紫波町シワキネマ、

7月31日(日)釜石てっぱん映画祭プレイベントでの上映が予定されています。

興味のある方、お近くで開催される際にはぜひ!

 

さて、今回紹介する小説は小路幸也「東京バンドワゴン」です。

 

東京バンドワゴン

 

東京の下町にある老舗古書店・東亰バンドワゴン。

堀田家は79歳の勘一を筆頭に4世代・8人が暮らす大家族で、

古書店と併設のカフェを切り盛りしている。

亡くなった勘一の妻・サチがストーリーテラーとなり、堀田家に巻き起こる様々な出来事や

堀田家に持ち込まれるちょっとした事件を万事解決していく物語です。

 

前回の予告でもちょっとだけ書きましたが、この作品はシリーズで続いており、

毎年1冊ずつ刊行されているのに伴って、登場人物も年を重ねたり、

新しい登場人物もいたりするのですが、今回は1作目を基準に紹介いたします。

 

まずは当主79歳の勘一は明治から続く古本屋・東亰バンドワゴンの3代目。

矍鑠(かくしゃく)としており、いかにも下町生まれ下町育ちというじいちゃんです。

お気づきになったかもしれませんが、店名の方は旧字の“亰”の字が使用されております。

老舗ならではですね。

その一人息子・我南人(がなと)は60歳で伝説のロッカーで、根無し草のように

フラフラしているわりには家族の一大事という時にはいつのまにか戻ってきて

うまく立ち回ります。

我南人の子・長女はシングルマザーの藍子(35)、元大学講師の紺(34)、

愛人の子供でありますが堀田家の次男として藍子たちと分け隔てなく育てられてきた

旅行添乗員の青(26)、紺の家族、藍子の子供も加わり総勢8名の大所帯で暮らしています。

なので、毎朝繰り広げられる食事のシーンは賑やか!会話が入り乱れているので、

誰の発したセリフなのかよくわからない時も多々ありますが、そのあたりは雰囲気で

楽しんでください。

 

現役のミュージシャンでもある我南人は、金髪頭の目立つ風貌でフラフラしており、

普段は頼りがいがないのですが、孫に「家出は若者の特権だねぇ。年取ってからやると

失踪者になっちゃうからねぇ、今のうちにどんどんやりなさい」とか

「ケンカは若者の特権だねぇ。年取ってからやると犯罪になるからねぇ」なんて

ちゃらんぽらんなくせに妙に含蓄のある言葉を放ったりします。

憎めない人物で、孫からも尊敬されているという奇特な人です。

 

この堀田家を中心に、お店の常連さんやご近所さんなどが加わって、

にぎやかな会話が繰り広げられ、いろんな相談事が持ち込まれてくるのですが、

堀田家の家訓である「文化文明に関する些事諸問題なら、如何なる事でも万事解決」

に則って、事は収まるところに収まります。

このシリーズは大団円の話ばかりなので、安心して読める作品です。

小説界の水戸黄門といったところです。

 

古書店が舞台なので古今東西問わず多くの小説や文豪が紹介されています。

古本屋ってのんびりしているイメージがあったのですが、読んでいると

ずいぶんやること多いんだなぁって、イメージが覆されました。

春夏秋冬の季節の変化を鮮やかに切り取った風景描写も素敵で、

毎年読んでいると堀田家を定点観測する、ご近所さんになった気分です。

2013年にはドラマ化もされましたが、ぜひ原作小説で堀田家を体感して貰いたいです。

 

さて、今回は大家族の小説を紹介しましたので、次回はさらに大人数!

長野の旧家に親族が一堂に会して世界の危機に立ち向かうアニメ映画をご紹介します。

小さい頃の夏休みを思い出します。

(敬称略)

 

 

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